音楽隊

「塩尻市消防音楽隊」は、塩尻市消防団の吹奏楽団です。音楽を通じて市民の防災意識を高め、消防の活動をより身近に感じてもらうことを目的としています。

演奏の場は、出初式や総合訓練、任命式などの式典のほか、「しおじり消防防災フェスタ」や「春の火の用心コンサート」など。さらに、市内のお祭りや「ワイナリーフェスタ」などの演奏依頼も受け付けており、市民との交流の機会を大切にしています。

吹奏楽部などでの経験者を中心に、20代から60代まで幅広い世代が集まっていて、定員に合わせてメンバーが構成されています。男女比は女性が約3分の2です。一部楽器は貸し出しがあるので要相談。練習は毎週水曜日の20時から22時、塩尻消防署3階の会議室で行われています。

PICK UP

音楽を通じて、消防団の活動を知ってもらう

① 「部活動の地域移行」で講師に

国や自治体の方針として、これまで学校の先生が担ってきた部活動の指導を、地域の団体がサポートする動きが広がっています。音楽隊もその一環として、広丘小学校や広陵中学校の吹奏楽部の指導に関わる機会をいただいています。 実際に子どもたちと向き合う中で、「どうしたら上手に吹けるようになるのか」「どんな言葉で伝えたらわかりやすいか」と考えながら指導しています。子どもたちが少しずつ上達していく姿に、団員一同やりがいを感じます。また、「しおじり消防防災フェスタ」では、吹奏楽部の子どもたちと一緒にステージに立ちました。音楽を通じて子どもたちと交流することで、消防団の活動を知ってもらえる大切な時間になっています。

② 地域の皆さんに向けたイベント演奏

イベント演奏は、市民の皆さんに音楽を届けられる貴重な機会です。会場の雰囲気や来場されるお客さんの年齢層などを事前にお聞きして、アニメソングや演歌、J-POPなど、親しみやすい曲を中心に選曲しています。市内のイベント演奏は、だいたい1〜2か月に1回ほどあります。
一方で、「春の火の用心コンサート」では、新しい音楽との出会いを楽しんでいただけるよう、吹奏楽のオリジナル曲にも挑戦しています。

MESSAGE

隊長メッセージ

三沢さん

音楽を通して、地域に消防団を伝える

楽器を演奏することが好きなメンバーが集まっています。音楽そのものを楽しめるのはもちろんですが、市民の方々のすぐ近くで演奏できる機会が多く、「音楽を通して消防団の活動を伝えられる」というやりがいも感じながら活動しています。
また、小中学校で進められている部活動の地域移行では、吹奏楽部の指導を通して子どもたちと関われる機会です。私たち自身も交流を楽しみながら、地域への貢献ができる大切な場だと感じています。
いつか彼らが大きくなったとき、「消防団や音楽隊に入りたい」と思って、仲間になってくれたら嬉しいです。

取材日令和7年11月19日

隊員メッセージ

百瀬さん

消防団としての自覚。演奏を高めていきたい

広報活動として、地域のイベントや地区のお祭りなど、さまざまな場所に声をかけてもらえるのが魅力です。市民の方々が楽しそうに一緒に盛り上がってくださるのが、とても大きなやりがいになります。
練習はいつも温かい雰囲気で、音を合わせる時間は充実しています。音楽隊のほか、ラッパ隊の方々と演奏する機会もあるので、塩尻市全体に知り合いが増えるのも嬉しいです。
一方で、消防団の一員という自覚をもとに、演奏はもちろん、準備や片付けなどの行動一つひとつにも責任を持って取り組んでいます。個人的には、これからもできる限り活動を続けて、上達していきたいと思っています。

取材日令和6年12月14日

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